
給排水設備研究2020年1月号
2020年1月25日
特集:樹脂系配管
Resin piping
建物の寿命は60年とも100年ともいわれていますが、配管の寿命は20年.30年程度であることから、多くの場合、配管の更新や補修を避けられません。
また、近年におけるベテラン配管施工技術者の減少に伴い、平易かつ確実に施工ができる配管が求められ、長寿命化や施工省力化のニーズも相まって、樹脂系配管が改めて注目されています。
一方、樹脂系配管には様々な材質・種類・加工法があり、さらに既設配管の更生工法など、状況に応じて最適な選択が求められています。
そこで、本号は「樹脂系配管」に着目した企画としました。まず、樹脂系配管の種類と普及経緯を解説いただき、次に従来の配管に新たな機能を付加した製品や新用途への展開、コーティング技術や樹脂系の加工管、配管の更生(再生)技術について、それぞれの特徴・適用範囲などを紹介いただく内容となっております。
本特集が、建築設備の長寿命化や品質確保と施工省力化の一助となれば幸いです。
- 樹脂系配管の種類と普及 — 都市再生機構 藤田 哲典
- 建築設備用高密度ポリエチレン管の普及と用途展開 — 積水化学工業 大籔 直孝
- 延焼防止機能付ビニルパイプ・透明継手/ポリエチレン管融着レスプレファブ配管 — クボタケミックス 須賀 良平
- 樹脂管の新規用途開発 〜消火デバイスと医療ガス配管への展開〜 — 三井化学産資 八木 靖浩
- 樹脂コーティングの紹介 — 流浸工業 丸山 均
- 樹脂系加工管と配管更生 高性能ポリエチレン管のハウジング接合工法/排水管再生工法 — ジャパン・エンヂニアリング 大西 啓太・青木 達也
- 給排水の配管更生技術について — 東京ライニング 野崎 晋
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給排水設備研究/2020年1月号 第36巻第4号(令和2年1月25日発行)
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