組織概要
NPO給排水設備研究会とは
給排水設備研究会は「国際的視野に立って給排水設備分野の研究及び技術の水準向上と情報交流に努めるとともに、会員相互の親睦を計ることを目的」として、昭和59年1月に任意団体として設立された研究会です。その後、平成18年には、「広く一般市民に対して、給排水衛生設備の調査研究、普及啓発、技術者育成及び技術指導を通じた技術水準の向上及び情報提供事業を行い、我が国の環境の保全及び科学技術の振興に寄与することを目的」として、特定非営利活動法人(NPO法人)へ移行いたしました。
会長理事あいさつ
給排水設備は建物での生活や活動に欠かせない水を扱う設備であり、その技術の向上と国内外の交流をめざして、さまざまな活動を行っております。最近は、低炭素・省資源・省エネの観点から、さらには東日本大震災、熊本・大分震災を受けての自立の観点からの技術の進展を図っております。各種イベントが予定されていますので、それらへの参加と、本会への入会を心よりお待ちしております。
2018年1月 会長理事:大塚雅之(関東学院大学・建築・環境学部長)
特定非営利活動に伴う事業内容
NPO給排水設備研究会では、給排水衛生設備分野に関する次の事業を実施しています。
- 調査研究事業
1.給排水衛生関連設備の視察2.研究発表講演会の開催
- 普及啓発事業
1.各種シンポジウムの開催2.技術レポート、研究レポートや活動報告を記載した機関誌の発行
- 技術向上事業
1.配管技能講習会の開催
- 情報収集及び提供事業
1.各種会議・講演会・研究会への参加2.国際交流の推進3.ホームページの運営
主な活動
- 出版
1.会誌「給排水設備研究」の発行
「給排水設備研究」を年4回発行しています。 その内容は、巻頭言、技術論文、論説、CIB W062*のレポートの和訳、研究室(施設)紹介、業界情報、会告、各委員会の活動報告、書籍紹介等であり、特に技術論文は今日的テーマを取り上げて特集としてまとめ、技術情報提供の場としての役割を果たしています。
*CIB(建築研究国際協議会)に設置されている給排水衛生設備分野の国際研究組織
- 行事
1.見学会
新しい技術を盛り込んでいる特徴のある建物・施設などの設備を見学
2.スチューデントシンポジウムの開催みらい会と共催で学生の論文発表会をみらい市において実施
3.シンポジウム給排水設備に関するその時々のテーマを設定して専門家の意見を聴き、会場参加者を含めた討議を実施
4.講習会・セミナー等関心を持たれている話題について、スペシャリストを招いて実施
5.給排水設備勉強会CIB W062国際シンポジウムのレポートを翻訳して講読、また、年度末に参加学生による論文発表会を実施
6.人材育成配管技能講習会・懸賞論文などの若手人材育成を目的とした行事を実施
7.国際交流海外で開催されるCIB W062への参加及びそれに伴う調査の実施
アジア建築設備推進委員会によるアジア諸国の設備調査を実施
また、アジア給排水シンポジウムを数年おきに開催