技術懇談会:給排水設備における「隠れた瑕疵」(トラブルの原因と対策)(事業委員会)

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 瑕疵とは一般に、同種のものが有するべき品質や性能に欠陥がある事を云い、「隠れた瑕疵」は建物完成引き渡し時に通常の注意を払っても知ることができなかった「瑕疵」を指します。
 今回の技術懇談会では、建物の増改築や改修工事に際して明らかになった「隠れた瑕疵」とその対策・改善工事の実例を話題として提供して、パネリストの経験や意見を含めて参加者と意見交換を行いたいと企画しました。
 話題の内容は、①設計・施工上の問題から建物竣工後永年にわたって浪費されていた水光熱消費量、②水栓から浴槽水が出た、③頻繁に給湯管から漏水する、④茶色の氷ができた製氷機、⑤臭い浴場、⑥下水臭が消えないレストラン、など多岐に亘るもので、経営や施設の安全性を脅かすと共に、給排水設備関係者の責
任問題になりうる実例です。
 今回の技術懇談会の目的は、信頼性のある給排水設備を構築するために、ともすれば起こりがちな「隠れた瑕疵」の発生をいかに防ぐか、その要因などを参加者と共に考えたいという主旨で、瑕疵の発生を糾弾するものではありません。
 思ったこと、日頃考えていることなど、活発な意見交換が望ましい課題ですので、教育・設計・施工・メーカーなど,給排水設備領域に係わる多数の方々に参加して戴ければ幸いです。

開催日
平成26年3月28日(金)13:30-17:00

会場
首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス(千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階)

プログラム
13:30-13:35主旨説明
市川憲良氏(前会長 首都大学東京名誉教授)
13:35-14:10話題提供:給排水設備における「隠れた瑕疵」の実例
小川正晃氏((株)ユニ設備設計 取締役会長)
14:00-15:10パネリスト意見
⑴矢野弘氏((株)エコサポート 代表取締役)
⑵山本廣資氏((有)環境設備コンサルタント 代表取締役)
15:10-15:20休憩
15:20-17:30技術懇談会(質疑応答、意見交換)

定員
70名(満員になり次第締め切ります)

参加費
3,000円(資料共)

申し込み方法
会員:行事申込書に記入の上事務局に送付してください
非会員:NPO給排水設備研究会事務局まで,
氏名、所属(勤務先)、連絡先住所・電話・FAXを記載してFAX(下記)で申し込み下さい

問合せ:
NPO給排水設備研究会事務局
TEL:03-3234-2106、FAX:03-3234-2107、E-mail:apply@npo-jspe.org

会場案内
http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html