「ハイブリッド給湯」シンポジウム

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企画委員会

 昨今、中央式給湯方式は、事務所ビル・集合住宅などではほとんど採用されなくなりましたが、ホテル・旅館、病院、商業施設、福祉施設、給食施設、スポーツ施設など業務用では多く採用されています。 一方、省エネルギーの推進、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減は緊急の課題であり、業務用給湯分野においては、エネルギー利用の効率化が求められています。
 近年、業務用ヒートポンプ給湯機は、「省エネルギー」や「光熱費削減」といった要望に対応する高効率システムとして徐々に浸透しつつあります。 業務用ヒートポンプ給湯機は高効率な業務用給湯機でありますが、現行の業務用ヒートポンプ給湯機については、加熱能力や設置スペース、機器価格などの解決すべき課題があります。一方、燃焼式給湯器については機器効率、環境性の面で課題を有しています。
 そこで、燃焼式給湯器と業務用ヒートポンプ給湯機を融合させた給湯システム「ハイブリッド給湯システム」が実用化され、電気式と燃焼式の双方の課題を解決する有効な技術として着目されています。
 そんな中、昨年より「ハイブリッド給湯システム研究会」が立ち上がり、給湯設備に関わる専門家の協力により同システムの標準化を行い、地球温暖化抑制の一手法として普及促進を図るべく「ハイブリッド給湯システム」の技術指針(設計マニュアル)が確立されました。そこで、これを発表して頂きますので、多数の参加をお待ちしています。

----記----

日時:平成21年6月9日(火)13:30〜17:00
会場:TEPCO銀座館 6F セミナーホール
住所:東京都中央区銀座6-11-1
プログラム:
13:30〜13:45 開会挨拶・主旨説明
13:45〜15:00 ハイブリッド給湯システム設計マニュアル(森村設計)      15:00〜15:10 休憩
15:10〜15:40 採用事例紹介1「Qpitシステム」(日本サーモエナー)
15:40〜16:10 採用事例紹介2「ベストミックスシステム」(昭和鉄工)
16:10〜16:40 採用事例紹介3「ヒルトン小田原給湯改修」(高砂熱学)
16:40〜17:00 質疑応答

参加費用:3,000円(テキスト代含む)
募集人員:100名(先着順で満員になり次第締め切ります)

参加申込・問い合わせ先:
NPO給排水設備研究会事務局
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-4-4 第5田中ビル9F
Tel.03-3234-2106
Fax.03-3234-2107

行事申込書