【会告】第43回CIB W062国際シンポジウム並びに第22回国際建築設備調査団

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ご案内と募集要項(PDFファイル)
申込書(PDFファイル)

第43回CIB W062国際シンポジウム主催者発信の情報は下記URLをご覧ください。
http://cibw062.tvvl.nl

第43回CIB W062国際シンポジウム並びに第22回国際建築設備調査団の御案内

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度、NPO給排水設備研究会並びに空気調和・衛生工学会の共同企画により、第43回CIB W062国際シンポジウムに参加することを目的とした「第22回国際建築設備調査団」についてご案内申し上げます。
 CIB W062は、CIB(国際建築・建設における研究・技術のための国際協議会(略称:建築研究国際協議会))の傘下に組織された給排水設備に関する委員会で、この分野では唯一の国際シンポジウムを開催しています。このシンポジウムは世界各国の給排水衛生設備に関連した最新情報が集まることで注目されています。

 今回のシンポジウムは、今年の8月23日~25日の3日間、オランダの美しい古都ハーレムで開催されます。本調査団は、飛行の就航経路を活用し北欧のフィンランド・ヘルシンキを経由し、開催地でのシンポジウムに臨みます。フィンランドは1000年以上の歴史を持つサウナ発祥の地であり、温浴施設の見学・調査を行うほか、建築家アルヴァ・アールトとの建築や現代建築にも触れます。また、ハーレムでのシンポジウムは、テクニカルセッション(論文発表)やテクニカルビジットの一環として、飲料水精製工場やザーンセ・スカンスの風車群等の見学・調査も計画されています。さらに、国土の1/4が水面下にあるオランダの干拓計画や治水の歴史を学びながら、地形や気候を活用した都市・建築の水環境、給排水衛生設備のあり方を考える機会になることと期待しています。

 調査団への参加は、CIB W062国際シンポジウムへの参加によって給排水設備分野におけるヨーロッパ諸国、アメリカ、ブラジル、中国、香港、台湾など各国の最先端の技術情報・知識が得られるだけなく、諸外国の研究者・技術者と、サステイナブル技術、節水や省エネ技術、施工・維持管理の課題などの幅広いテーマについて情報交換や交流を深めることができ、参加者にとっては、大変有意義な企画になっています。われわれも給排水設備分野の総力を結集して開催に力を注いでおり、一層の交流・情報収集が期待されます。調査団の主旨をご理解の上、ぜひとも本調査団に参加いただきたくお願い申し上げます。
敬具

2017年3月

第22回国際建築設備調査団
団長  大塚雅之